2011年11月12日

東急ハーヴェストクラブさんとアカマツの森づくり活動

オオタカ保護基金では、普及活動の一貫として、観察会などのプログラム提供や講師の派遣を行なっています。
今回は、東急ハーヴェストクラブの社員の方たちと那須のアカマツ林で保全活動を行いました。

今回、企画をされた東急ハーヴェストクラブ那須さんは、エコ活動に取り組んでいます。
その活動の一環として、オオタカ保護基金をご支援いただいております。
8月から「エコ卓球」という企画で売上の一部を寄付していただきました。
今回は、那須だけでなく、埼玉と栃木のグループ企業の皆さんがいらっしゃいました。

11月5日(土)
集合地は那須街道アカマツ林。
ここは林野庁関東森林管理局塩那森林管理署が管理しています。
今回は管理署のご協力の下に、このアカマツ林の整備を行いました。
(那須街道アカマツ林の詳細についてはこちらから)

まず、初めにアカマツ林で自然観察をしました。
ノスリやトビが上空を飛んで、林の中ではシジュウカラやヤマガラが飛び回っていました。
2011-11-05 11.40.52_R.jpg

午後になって作業地へ。
作業するのは、下草が刈られた伐採地です。
刈り取られた下草を集め、地掻きを行いました。
IMGP3634_R.JPG

途中管理署の方のクイズなどをはさみ、穏やかに作業が出来ました。
IMGP3645_R.JPG

IMGP3667_R.JPG

アカマツはこうした作業をしないとうまく種から芽がでません。
そこで、管理署の職員の方や、ボランティアの方々によって整備しているとのことです。

キレイなアカマツ林を維持するのは大変なのですね。
でも、今日作業した場所はきっと素晴らしい林になって、きっとオオタカのとってよい生息場所になることと思います。

東急の皆さん、お疲れ様でした!
塩那森林管理署の職員さん、ありがとうございました!
IMGP3655_R.JPG

東急ハーヴェストクラブ那須と塩那森林管理署の日々の活動についてはこちらでご覧いただけます。

東急ハーヴェストクラブ那須
http://www.nasu-resorts.jp/spot/
塩那森林管理署
http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/enna/index.html
posted by goshawk at 13:28| Comment(1) | 保全活動

2011年09月08日

市貝町サシバ保全地2011夏

非常に暑い日が続く中、草刈を行いました。
草の勢いがすごく、1月たつと畦周りはもう草で覆われてしまい、足の踏み場もありません。
画像


汗だくになりながら作業して…、
画像


キレイになりました。おつかれさまです!
画像


保全地の生き物調査も春から引き続きおこなっています。
この保全地の一番の目的は、「サシバの生息地の保全」です。
そこで今年は、サシバの利用状況、両生類・爬虫類の生息状況を中心に調査をしました。

サシバは4月にはあまり確認できませんでしたが、5、6月には何度か見かけることができました。
すぐ近くで繁殖しているわけではないみたいですが、エサを取りに来ているようです。
画像


両生類・爬虫類は4月始めは数が少なかったですが、徐々に増えてきました。
5月終わりになると水田はオタマジャクシでいっぱいでした。
画像


そのほかには、ホトケドジョウがたくさん見られました。
稚魚もいっぱいいたので繁殖したのだと思います。
画像


タガメやゲンジボタルなどの谷津田でよくみられる昆虫も確認しました。
画像


この調査で、水辺を管理することで、いろんな生き物が利用することがわかりました。
この結果をもとに、今後の管理も考えていこうと思います。
タグ:生き物 保全
posted by goshawk at 17:20| Comment(6) | TrackBack(0) | 保全活動

2011年08月02日

市貝町サシバ保全地 2010秋〜2011春

2010年より栃木県芳賀郡の市貝町でサシバの生息地を保全するため、休耕田を借りて整備を行っています。

この保全地は、市貝町に多くみられる谷津田の一つです。
休耕していた場所を地権者の方のご好意で使わせていただいています。

谷津田というのは、低い丘陵地に細かく入り込んだ谷に作られた水田環境です。
しかし、そういった水田は作業の不便さや高齢化、減反政策など様々な理由により放棄されることが多くなっています。
今回、使わせていただいている水田も3年前に耕作を中断されたということです。

画像


この場所で、地権者、地域の協力者、専門家といった方々の協力を受けながら、保全活動を実施しています。
では、2010秋〜2011春の整備活動をダイジェストで!。

2010秋〜冬
まず、耕作地の現況をしるため、専門家や地元の方々との現地での検討会を実施しました。
そこででた意見をもとに、具体的な活動方針を決めて、活動を開始しました。

画像


休耕田になって2年以上たつこともあり、一面ススキとセイタカアワダチソウだらけです。
とりあえずこいつらをなんとかせんといかん、というわけで草刈です。
スタッフも慣れない草刈りに悪戦苦闘でした。

画像


画像

キレイに刈れました!

協力してくれる農家さんに休耕田の耕転をしてもらいました。
スタッフもトラクターを使わせてもらい、休耕田の一つを耕します。

画像


2011春
冬の作業ですっかりきれいになった休耕田に、水をいれました。
水がたまらなかったりしたけど、3つの休耕田のうち2つに水を湛えることに成功!

画像


状態が安定してきたころを見計らって生き物調査を実施。
ドキドキしながら歩いてみると…いました!
水田のなかにはニホンアカガエルの卵塊が

画像


てびなどにはアカハライモリやホトケドジョウの姿が見られました。

画像


これらの作業は、地元の農家の方にご協力いただいてます。
というか、その方たちがいないとここまでキレイにできませんでした。
この場を借りて、御礼申し上げます。
これからもよろしくお願いします!
タグ:生き物 保全
posted by goshawk at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 保全活動